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「描いて解脱」呪詛のようにつぶやき絵を描く日々
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「絶滅危惧種だし貴重種なのも自覚しているけれども、買ってくれないと次が漉けない」

買ってくれないと紙の需要がないってことで廃れちゃう。だからどんどんいろんな種類を使って描いて特徴をつかんで私の紙はこの紙だ!と選び抜いて。一枚の紙に四人の画家さんがついてくれれば一軒の漉き手さんが漉き続けられる。と先日紙屋さんの彼女は言いました。
四人・・。とはいっても版画の人が多くいく紙屋さんだから日本画レートで見たら10人ぐらいで支えないといけないのかもね。
でもこの頃たくさんいろんな紙買ってみたけど小さいのだったら一枚500円ぐらいの紙がたくさん売っているからそれで描き飛ばしていけばめちゃくちゃ紙に対しての筆の感じがつかめるようになるんだと思う。


墨で描いてみた。いろいろ。
楮紙は洗い目の紙はやっぱり筆は引っかかるけど、筆の強制ギブスだと思えばいい気がする。なんか置き方やはらい方って向きがあるんだよきっと。そういうのを学ぶにはうってつけだと思う。引っかかるのがやだったらこすればいいわけだし。

それから雁皮。これはもう素直の一言。だけどはじめの骨描きというか線描の時は滑らかな動きにうっとりだけど、後半はたと気づく。質も全部描かなきゃなんじゃんっ。そう、紙が助けてくれない。むしろ楮紙のザラザラの目の荒いほうがずっと質を作りやすいごまかしやすい?

なんかもうっ
これでもかってぐらいに描かなきゃだめだと痛感する。半紙とはまた別の世界観だった。紙恐るべし。
描いて解脱。
遠い…。
でもやる。
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