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「描いて解脱」呪詛のようにつぶやき絵を描く日々
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厚塗り絵や薄塗り絵の下貼り提案
冨川個人の考える若手作家の下貼りの方法案であり、責任が持てるわけではないが、ある程度調べた結果こんな風にしておくとベニヤパネルからのアクなどから絵を守れる安価な下貼りができると思われ、提案する。また、実験結果をおしえてほしいレベルであり、指摘や模索情報を待ってもいる。

■最上級(表具師にお金を払ってやってもらう。しかしこれはうす塗りで描き終えた後のみ可能そう。)
本紙
楮紙清貼り
楮紙袋貼り
楮紙べた貼り(蓑押さえ)
楮紙蓑貼り
楮紙骨縛り
格子


■1
本紙
楮紙(500円くらいの)袋貼り
中性マットボード/特種製紙/muse/(のせるだけ)
AFプロテクト/特種製紙/画面より少し小さめにカット(のせるだけ)
シナベニヤ製パネル


■2
本紙
楮紙(500円くらいの)二枚袋貼り(下一枚具引き紙だとなお良いかも)
シナベニヤ製パネル(ペットフィルム貼りだとなお良い)

■3
本紙
茶チリ袋貼り
アク止めパーフェクト/東京松屋/(酸性の対処がなんらかで必要かも)
シナベニヤ製パネル

■4
本紙
茶チリ袋貼り
アク止め安全糊/東京松屋/
茶チリべた貼り
シナベニヤ製パネル


という感じだろうか。
1~4までお金もそんなにかからないだろうと思う。
もちろんシナベニヤをやめて木部さんの言うとおりポリスチレンボード?などを利用するのも一策とおもう。
まだ探求していないのでお好みの厚さのものが量販されているかどうかわからないのと、ポリスチレンボードに正麩糊が上手くつくかどうかが不明な為更なる実験が必要と思われる。想像するにアクリル系接着剤で新鳥などを張り込んだ後、楮紙を正麩糊で袋貼りして本紙を糊付けしていけばよいような気もする。

最上級も下貼り後絵をそのうえから描くにはぼわぼわして若干書きにくいと思われる。想像だが。表具師さんの作った素晴らしいもののうえならそんなことはないのかもしれないが、水を含めば紙は膨れるのだからおそらく薄塗り絵を描き終わったもを張り込むためのものとしての素晴らしいものと思われる。

◇500円くらいの楮紙
二三尺版。表具師さんの使う、また襖紙屋さんに売っている楮紙と考えている。100%楮紙などでよい気がする。後は皆様の懐具合によって。


◇紙を貼る
「紙を貼る」は、おおむねパネルの裏側にのみ糊付けを意味している。

◆取材先
資料保存器材/特種紙商事/数寄和/上野襖紙店/小津和紙/わがみ堂/表具店(1)/muse/
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Title
陶芸と和紙(小津和紙)
小津和紙には二度通い、二度目は若い店員が如何でしたかと行く成り聞いてくるほど、好感度の良いお店です。二階で芸大卒業生のグループ展を開催されていたので、穴の開くほど詳細に興味があったので観て来ました。茨木出身のKJさんの作品には申し訳ありませんでした。岩絵の具は、紙の吸収をセーブしながら塗らないと、刷毛ムラというか、塗りムラがどうしても気になってしまいます。日本人の目は、独特の繊細さに厳しく反応するので、申し訳ないと思いながら鑑賞しました。もうひとつ日本人は、絵の全体をブルーウィシュにまとめる?のが本来と思っていたが・・・やはり「欧米化」なんでしょうかピンキーになりつつあるのに驚きました。
さて、私の陶芸での和紙染めは、伝統に従えば、韓国楮3匁と悠久紙未晒楮紙薄口が一番ふさわしいと思われます。微妙な好みで、また表現する対象物によって選択すればいいと思われます。
私は少し伝統から離れて、現在存在する呉須を駆使して、単色による伝統表現ではなく、透明水彩の絵のような表現に挑戦してみようと考えています。
それには濃淡の変化にも応じられる土佐手漉典具貼紙が最善かと思います。
しかし薄いため書いたり切ったりして、型を作るのに繊細さと慣れが必要に思われ、工夫すると何かが出来そうにも見えます。テストを繰り返しながら、妙案を考えるしかありませんね。
和紙に呉須を塗り、それを素焼きに貼るような案もありましたが、呉須を荒い素焼の目に沁み込ませませんと焼いている間に縮れたり剥離したりします。また和紙ごと貼りますと、和紙が燃えた灰が釉薬になり、載せた釉薬のアクとなり、縮れたり混濁したり、素焼きと釉薬の間で邪魔をし釉薬が剝がれる原因になります。和紙を糊付けしたりするとその箇所が釉薬の浸透を防いでしまい糊も使えません。
私は今回冨川さんの提案で、典具貼和紙を知ったのは、ノーベル賞受賞者によく実験を間違えたら偶然ヒントが得られたのですというあれですね。
これからが大変と思いますが、表現の幅が広がったと信じたいです。
本焼まで教室ですので、1カ月ほどかかります。秋の都美で昨年に続いて入選を目指します。
Posted by 大泉弘彰 at 2008.04.28 15:39
Edit
>若い店員が如何でしたかと行く成り聞いてくるほど、
よかったです。小津和紙さんの店員さんはどなたも優しくて私も好きです。

>二階で芸大卒業生のグループ展を開催されていたので
芸大…。コメントは控えさせてございますである也で候ザマス。
私まだ見ていないのでどなたが出品されているのか不明也。と、とりあえず自分精進します。(軽く言い訳をしてみると、細かく発色の良い石の不足と、戦後の日本画の違い、かなっ)

>ピンキーになりつつあるのに驚きました。
???ピンキーとは。ピンキーとキラーズはちがう。…あれ妖精?あれれ。

>さて、私の陶芸での和紙染めは、
悠久紙は私もお勧めで購入したことがあります。小津さんは漉き手さんまでごらんに行かれるらしくそのうえでのお勧めですから、ちょっと注目しています。

>工夫すると何かが出来そうにも見えます。
おお。方向が想像できました。だとするとやはり型作りについては水切りが良いのかもしれませんね。筆で水をつけて「ちょっと待って」から引っ張って切るのです。すると割と思い通りに切れると思います。

>和紙に呉須を塗り、それを素焼きに貼るような案もありましたが、
なにやら型紙の上から水で押し付けて呉須のみを転写させることができ、少し待ってから紙は剥がすようです。どのぐらい安定して素焼きに付くのかは私もしたことがないのでさっぱりです。

>私は今回冨川さんの提案で、
いやまったく遠く及びません。上手くいった報告は是非伺ってみたいですっ。

>秋の都美で昨年に続いて入選を目指します。

おお。入選報告待ってます。
楽しい実験結果などありましたらまた報告してくださいね。
2008/04/29
無題
おひさしぶりー。
こっちは、どんなでかい絵をかいても、毛氈の上で全部済ませて、
表具してはじめてピンと張った紙の上に、自分の絵があるのをみる人が多い。
絹も枠に貼らない。表具が安いから、できることなんだろうね。
保存や保管のことは、みんな無頓着だねー。
中国の表具は糊に明礬を入れまくるから、自分は自分で裏打ちしてる。

最近ね、ずっと外で墨線で写生をしてるけど、パネルの上か、平らな地面を探して、毛氈ひいてかいてる。ふわふわな紙が面白い、そしてパリッと裏打ちして、ちょっと嬉しくなったりがっかりしたり。

>最上級も下貼り後絵をそのうえから描くにはぼわぼわして若干書きにくいと思われる。
昔は、毛氈の上でつけたて→仮張り(表具師さん)→描写→完成→表具(表具師さん)とか、してたみたい。表具のあとは落款おすくらいで、基本的には手を入れないようにしてると思う。
「加山又造の日本画」で又造先生がそんな感じで描いてる。
Posted by ひろみ URL at 2008.04.29 16:50
Edit
よっほー
よっちゃんお久しぶり。
参考になりますっ。

平たいところで彩色はやっぱりなれないとできない~。
ということがわかった。貼ると楽だ。
又造本には仮貼り後、彩色。
同感です。
2008/04/30
ごめんなさい!! スチレンボードには責任が持てません。
資料保存器材の木部です。過日、弊社に着ていただいた時に「ベニヤ板の代わりならばスチレンボードはいかがですか」と言いましたが、特定のスチレン・ボードそのものの保存性と他のモノへの悪さが少ないことは保証しますが、これに和糊がうまく載るのかどうかは、やったことがないのでわかりません。うかつに口にするものではありませんね。悪しからず。うまく載ったら教えてください。

もうひとつ、関係があるかどうかわかりませんが、お願いがあります。少し話が回り道をしますがご勘弁を。

日本のお札は「局紙」と言って、大蔵省印刷局の「局」をとって、真似のできない秘密の配合で作られているそうなのですが、この主原料は三椏です。その大半が実はネパールで作られています。非常に厳格な品質基準の元に局紙用の繊維としてべらぼうに大量に作っているのですが、これが余る。その余ったので現地で作った100%三椏紙が、ホント、こんなに安くていいのかっていうぐらいに安い。おそらく日本で同じように漉いたのと比べると十分の一ぐらいの価格です。この紙が縁あって私の手元にあります。しっかりした紙ですが、これが画用紙(でいいのかな)として使えるものかどうか、試していただくことはできませんか? 

なんでネパール? ということにつきましては

http://www.hozon.co.jp/koubou_new/koubou_0509/koubou_0509.html

をごらんください。縁あってこうした方たちへのささやかな支援をしておりますが、もし日本で売る道を開くことができたのならば、この方たちのNPOの活動資金になるのではと思っているのです。紙としての品質試験は別に進めています。安くて良い画用紙素材にならないかなあ、と勝手に思っているのですが。

ということで、お暇な時に遊びがてら来ていただいて見ていただければ幸いです。

あっ、それから、このメール(でいいのかな)、北京から出してます。冨川さんも、それからお友達の誰かも来たことがあるかもしれませんが、北京の郊外の大山子というところの798芸術区に日参してました。脳天直撃。なんともはあ、素ん晴らしく、年寄りの非可逆的劣化も一時止まるかと思う迫力でした。(もしご存じなければ「大山子」とかで検索してみてください)

では、再見!
Posted by 木部徹 at 2008.05.02 23:12
Edit
おおっ お久しぶりです。

>スチレンボード

了解しました。
とはいえ特に問題はないですよ。和のりは直付けを検討はしていないので大丈夫です。でも実験はします。でもオブラートみたいなのができそうですけどね。結果をお伝えします。

>もうひとつ、

願ったり叶ったりです。飛んで伺いますっ。
実験しますしますします!つか描きます。
三椏ー!

>北京から出してます。

羨ましい!ちょっとサイトで調べてみましたが、いいなー!すごくいいな。工場をアトリエ!ギャラリー!すごい。うずうずする。教えてくださってありがとうございます。


2008/05/03
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間違いなどをやさしく指摘、もしくは指南してくれる人大大歓迎!世の中こんな仕組みというのも教えてくれると嬉しいです。
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