「描いて解脱」呪詛のようにつぶやき絵を描く日々
さるのばかー
さるさる
さる
「さるねーよこれ」
「がーん」
「やれ、自分で」
「うすっ」
かまちが組子に向かって斜めになっている仕様が無いと言われた。…。
=さるがない
さるーごりらちんぱんじー
気分は逃避に一直線。しかしやらねば女がすたる。
やると決めたらやるのだっ!
紙を重ね貼っていくうちに厚くなる。するとかまち厚さ寸法にズレが出てくる。それを防ぐ為にかまち(いちばん端っこの四辺の木枠)にはあらかじめ「さる」といって組子(縦縦横横の奴)に向かって斜めになっているという。
そういう仕様になっていれば、紙の厚さを削ることにより、正しい寸法がでるという。
しかしないとの事。
「私には見える!斜めなさるがっ」
「ねーよ」
「いやっ感じた!」
「グダグダ言ってねーでやれ」
「はいっ」
仕方がないので上手に端っこだけを削る作業をする。上手に削れるとバウムクーヘンのように紙の断面が斜めに見えるのだ。が、
「あっ」
「削りすぎたかー」
「うっうす!」
「あーあー」
とまあ四苦八苦しなが四面削り取る。
「じゃあ次は…嬲るぜっ」
「えっ(どきー私人妻よっ)」
「あー?二つ下地をあわせてかまちをカンナで削って二枚をそろえることを嬲るって言うんだよっ」
「ああ…。」
カンナで削ってもらう。私はミサえもんから軸を教わってもいるが「ぼくミサえもんはいそがちいの(脚色)」ということで、屏風はマリオに教わっている。マリオという名称は私が決めた。今決めた。彼は(表具師)は花札で有名な会社が出しているキャラクターに…。
「おーらけずっぞー」
「うすっ」
体育座りをして下地を支える。
「どうだーまっすぐかー」
「斜めっす」
「よーしここだなーおりゃー あっ」
「え?」
マリオが私の下地に穴を空けた…。スコヤを落として…。
「うおおーっ」
「紙貼っといて」
「うすっ」
思い出の為、マリオ(表具師)の顔型に紙を切って貼っておいた。
「あくまで俺のせいだということを刻むつもりだなっ」
「おっす」
「演芸場の紙切り師にでもなってしまえっ」
「絵描きっす」
さる
「さるねーよこれ」
「がーん」
「やれ、自分で」
「うすっ」
かまちが組子に向かって斜めになっている仕様が無いと言われた。…。
=さるがない
さるーごりらちんぱんじー
気分は逃避に一直線。しかしやらねば女がすたる。
やると決めたらやるのだっ!
紙を重ね貼っていくうちに厚くなる。するとかまち厚さ寸法にズレが出てくる。それを防ぐ為にかまち(いちばん端っこの四辺の木枠)にはあらかじめ「さる」といって組子(縦縦横横の奴)に向かって斜めになっているという。
そういう仕様になっていれば、紙の厚さを削ることにより、正しい寸法がでるという。
しかしないとの事。
「私には見える!斜めなさるがっ」
「ねーよ」
「いやっ感じた!」
「グダグダ言ってねーでやれ」
「はいっ」
仕方がないので上手に端っこだけを削る作業をする。上手に削れるとバウムクーヘンのように紙の断面が斜めに見えるのだ。が、
「あっ」
「削りすぎたかー」
「うっうす!」
「あーあー」
とまあ四苦八苦しなが四面削り取る。
「じゃあ次は…嬲るぜっ」
「えっ(どきー私人妻よっ)」
「あー?二つ下地をあわせてかまちをカンナで削って二枚をそろえることを嬲るって言うんだよっ」
「ああ…。」
カンナで削ってもらう。私はミサえもんから軸を教わってもいるが「ぼくミサえもんはいそがちいの(脚色)」ということで、屏風はマリオに教わっている。マリオという名称は私が決めた。今決めた。彼は(表具師)は花札で有名な会社が出しているキャラクターに…。
「おーらけずっぞー」
「うすっ」
体育座りをして下地を支える。
「どうだーまっすぐかー」
「斜めっす」
「よーしここだなーおりゃー あっ」
「え?」
マリオが私の下地に穴を空けた…。スコヤを落として…。
「うおおーっ」
「紙貼っといて」
「うすっ」
思い出の為、マリオ(表具師)の顔型に紙を切って貼っておいた。
「あくまで俺のせいだということを刻むつもりだなっ」
「おっす」
「演芸場の紙切り師にでもなってしまえっ」
「絵描きっす」
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このサイトは年金貰うまで若手作家、年金貰って青年作家という少しアレな世界に足を突っ込んだ人間のブログです。あわよくば各方面より指摘をしていただいて、若手作家:冨川三和五(冨川美和子)がまっすぐ正しい方向に進む為のブログである。日々間違えたとわかれば軌道修正、弛まぬ努力と精進を胸に。コレを読んだ若手作家にはこのサイトをたたき台として利用し検証し、重箱の隅をつつき、且つ実験や情報をコメントして頂、共に成長していこうという趣旨でもある。
間違いなどをやさしく指摘、もしくは指南してくれる人大大歓迎!世の中こんな仕組みというのも教えてくれると嬉しいです。
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