刺繍かわいい

風袋の刺繍がめちゃくちゃかわいいのがあった。
刺繍すごい。

パロ↓

「上村松園」展見てきた。

輪郭の墨の上にも着物の色の絵の具乗せてるってことがわかった。
肌の線はめちゃくちゃ細くて薄いってことがわかった。
50歳から急激に洗練が始まっているってことがわかった。

それにしても表具がかわいーのがあった。
紫の奴と梅の刺繍の奴。二点ずつあったらから同じ表具店に出した奴なのかな。
個人所蔵なのか所属が書いていなかった。
あんなのが自宅にあったらうっとりで穴があくくらい見ちゃうなー。ねこはトイレに監禁。

風袋って掛け軸の上にだらんって二本ぶらぶらしている奴のことを言います。
一文字は画の上と下に細めにある横棒みたいな奴のことをいいます。←超乱暴な説明
風袋と一文字が同じ　生地　裂　で使ってあってすごくかわいいの。
今まで画しか見てなかったけど、表具もあわせてみてみたらなかなか視点が変わって面白かった。
画とおんなじ色味で当たり障りなくやっているのもあれば、引き立つアクセントとして生きている裂の使い方をしているのもあって、ああ、愛でられてるー。とか思ったりした。
裂かわいい。刺繍の裂かわいいー。

しかし、図録には画しか載っていないのが常でそこが寂しい点だ。表具師がっくり。やっぱり見栄えよくしてくれているのだから二枚載せようよ図録にはさー。画だけのと、表具のと。画像資料が残らないからさー。せっかくの展覧会の時なんだから撮影しておこうよー。と思った。