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「描いて解脱」呪詛のようにつぶやき絵を描く日々
「や、マジでやばいよ」
「なんで?」
「塗っても塗っても浮き上がってくる。」
「なんべんやっても?」
「うん。」
「こわいね」
「こわいよ。重ねる色考えたほうがいい。」
「わかった。藍色は使わないことにする。」
「使ってみろよ」
「やだよ」
「私と同じ目に合え!」
「いやーっ」

こんな会話が学生の時にありました。

先日「藍色空に塗ったのですが藍棒って本物の藍なんですかね?」
という問いを頂いた。
調べた。
「あー、藍色は狼色いいましてね…」
お お か み !

「本藍についてですが、本藍は藍の花?」
藍花から生成したものが本物の藍ですが、棒絵の具に使われているものは天然のと組成がまったく一緒の人工的に作った顔料を使って作ってます。もちろん当店では天然がいいというお客様のために天然のものをご用意してありますのでご入用でしたらどうぞ。やはりコレは個人的な感想になりますけれども天然ものの色味というのはやはりいいと感じます。落ち着いているんですよね。ええ。」

藍染めの服で何べん洗っても色落ちする。お祭りの服も藍染めのを着て汗を書くと体が藍に染め上がる経験をお持ちだろうか。
「藍はね、枯れるまでに数年かかるから。」
と、祭りの服を買いにいった時に言われた。

ふむ。藍おそるべし。
そして狼色という部類に入るのだそうだ。
狼色というのは
「ああ、藍はですね狼色と呼ばれてまして、はい、
他の色を食べてしまうんです。ええ狼色。そう呼ばれてるんです。藍の下地に胡粉を塗っても藍に食べられてしまう。そういう色なんです。藍はそういう意味ではやはり扱いにくい点もある色ですね。でも私ども川端粒子先生とお付き合いありますけど藍染?紺紙画衣の上に金で草花お描きになられてまして、それはもうよいものでした。ええ、ですから絵の具によって相性があるということです。」


勉強になります。放光堂様。いつか京都に行った時にはなにか買いにうかがわせていただきます。ありがとうございました。
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